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ひとつになって、街が語りはじめます。
このプランはひとつの大きな敷地に建てられた6区画分の住居に、同時に外構を施工するという少し規模の大きなプロジェクトでした。
それぞれの住居の独立性を引き出しながらも、景観との調和に配慮し、個性的な街並みを創造していくことが私たちに与えられたテーマであり課題でもありました。
まずは洋風の住居に合わせ、レンガづくりの角柱(写真1,2,3)を各住居に取り入れました。朱色のスペイン瓦と白の塗り壁で色の対比(写真4,5)を魅せながら、飽きのこないスタイリッシュなトーンへと仕上げていきました。
門柱は少し庭の内側にレイアウトすることで各住居2台分の駐車スペースを確保することができました。車が止まっていないときは、開放的なパブリックスペースにもなります。ゾーニングはあらかじめ綿密に行っていたので、植裁のスペースも十分に取ることができ、明るく気品のある街並みに仕上げることができました。
異国情緒漂う瓦やレンガづくりのスタイルは、街のフォーカルポイントにもなり、行き交う人が足を止めて眺めたくなるような華やかな雰囲気につつまれています。また、開放的なパブリックスペースを多く設けることで、近所の人とのコミュニケーションの輪を広げてほしいという願いも込めています。 |
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