敷地に拡がりを感じさせるファミリーガーデン。 このプランは、限られた敷地を有効に利用したいという施主の方のご要望で、フロントヤード（写真1）をオープン外構に、住居東側の張り出し部をウッドデッキ（写真2）にして、家族がすごしやすいファミリースタイルの庭づくりをご提案させていただきました。 フロントヤードはオープン外構にすることで、縦列駐車のスペースを確保することができました。インターホンや郵便受けなどの玄関の機能は、植枡（写真3）でコンパクトに無駄なくまとめてます。エントランスは洗い出し仕上げの階段（写真4）で高低差をつけ、植栽（写真5）をあしらうことで、小さくまとまることなく外に向けての拡がりを与えてくれます。また、隠すことで空間が閉塞的にならないよう、程よい高さの枕木（写真6）で視覚調整もしています。 スペースが限られているとどうしても考えていたものを妥協したり、上手くスペース配分ができずにデッドスペースができたりとチグハグになりがちです。この庭はそのような悩みを解決するためのアイデアが詰まったお手本のようなプランとなりました。 きれいに整理された庭を見ると、そこに暮らす住人もオシャレでセンスがいいのでは、なんて考えてしまいますが、いかがでしょうか。