庭の基本知識
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キーワードは「調和」
イメージを上手くまとめていくためのキーワードとして、「調和」ということが上げられると思います。

庭と住居の調和、外壁など材質の調和、見た目などカラーリングの調和、はたまたライフスタイルの調和などが上げられます。しかし、調和とは一概に同じ色調や素材で統一することばかりではありません。時にはコントラストを付けアクセントを与えることもひとつのポイントです。色でいえばレンガの赤と樹木のグリーンによる対比などがいい例です。

また、街並みや景観に対しても「調和」という言葉は深い意味を持ちます。茶系統でまとまったシックな街並みに、全体がピンクのカラフルなトーンでは街や住居のイメージも壊しかねません。

少し難しいかもしれませんが、いい庭や外構ができても周囲と馴染まなければ、どこか不自然で不快感が残ってしまいます。個性の演出には対比やアクセントも必要ですが、調和ということも頭の片すみに意識しながら、少しずつ理想のイメージに仕上げていってください。
イメージ
調和のとれた街並みは、ひときわ美しく映ります。
ゾーニングをしよう
具体的な構想をまとめていくには、ゾーニングをするのが一番です。ゾーニングとは配置を決め設計図に書き込んでいくことです。設計図といっても、まじめに考えると窮屈な気がしてきます。あまり難しく考えずに、余っている紙に鉛筆などで気軽に描いてみてください。

まず最初にあなたの住居と庭のスペースを描き入れます。その中で一番の目的を割り振ってみてください。駐車場やガーデンスペース、アプローチといったことです。割り振る時にはこれまでのコーナーで学んだことにもしっかり配慮してください。陽射しや風通し、設置物などなどです。

次に割り振られたスペースに草木やアイテム類を配置していきましょう。通り道に邪魔なものは置いていないか、大きな樹は目隠しなどちゃんと機能しているかなどを確認しながら、細かいところにもしっかり気を配りましょう。

最後に配置済みの素材に色をつけてみて全体の雰囲気がわかる程度に仕上がれば完成です。

簡単な設計図でもカタチにすれば、より完成に近い庭がイメージできるようになります。家族であれこれ意見を交換しながらチャレンジしてみてください。
ヒントに
最後に、まとめる際にあれこれ迷ってしまって、なかなか収集がつかないようであれば、他のお宅の庭などをちょっと拝見してみるのもひとつの手段です。

「施工実例」のコーナーで他のお客さまのデザイン例をご紹介していますので、ちょっとしたアイデアや庭づくりのご参考にご覧ください。
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