庭の基本知識
環境を知ろうイメージしてみよう デザインしてみよう
イメージしてみよう
話し合いをしよう
いざ、庭や外構をデザインしていくとなれば「早く具体的な庭の設計図がつくりたい」などと、はやる気持ちはよくわかりますが、まずは家族で話し合うことから初めてみてください。

家族一人一人に「こんな庭が好き」といった嗜好や「こんな使い方をしたい」といったそれぞれの要望があります。お母さんがガーデンニングをやりたくても、お父さんが立派なカーポートを望んでいては、スペースも限られますのでなかなか成り立ちません。

食事の後、お茶でも飲みながらワイワイと話し合って見てはいかがでしょう。意外な意見が飛び出し、家族に合った庭のスタイルがひょんなことから見つかるかもしれません。
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ちょっとした合間に、語り合ってみてはいかがでしょう。
スタイルを決めよう
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花や植物が好きな方には洋風庭園がオススメです。
まずは、自分の庭で何がしたいのかを想い浮かべてください。「自然の中でガーデニングを楽しみたい」「庭でバーベキューがしたい」「2台分の駐車場がほしい」といったことです。目的や優先順位を引き出すことで自然とスタイルも絞られてくるからです。

住居が日本家屋なので見た目のイメージを合わせたいという方は和風庭園、独立性やプライバシーを望む方はクローズ外構、敷地は限られるけどガーデニングを愉しみたいという方は、オープン外構と洋風庭園を組み合わせてみるなどいかがでしょう。
素材を決めよう
レンガの色や石の種類といった基本となる素材を選び見た目を整えていくことも、美しく仕上げていくためには重要なポイントです。素材のニュアンスや色のテイストは完成時の美観や個性を大きく左右します。使われている材質や色合いがチグハグで、視覚的にまとまりのないコーディネートでは住居や庭のイメージも損ねてしまいます。

素材選びのポイントは、基本となる「材質」や、基調となる「色」をしっかり守ることです。素材は色やカタチ、模様によってそれぞれ質感や風合いが異なりますし、陽射しや光の加減、またその時の気分によっても変わってきます。「柔らかな感じ」や「爽やかなイメージ」といった演出は素材選びで決まります。
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素材の使い方ひとつで庭や外構のイメージは変わります。
構成要素を決めよう
構成要素とは、トレリスやベンチといった構造物、花壇やウッドデッキなどのガーデンアイテム、ポストや鳥小屋といった装飾物(オーナメント)などのアイテムを指します。その他にも、照明、門扉、フェンス、駐車場なども要素のひとつです。

こういった構成要素は庭での活動を便利にしてくれるだけでなく、庭の表情をより豊かに感じさせてくれます。狭い敷地でも、シンボルツリーを植えるだけでぐっと庭の景観が引き締まったり、門柱に枕木などを少し添えるだけで個性的に見えたりと、ちょっとしたアイデアで暮らしの雰囲気は随分と変わってきます。
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庭にテーブルを置くだけで、新しい生活スペースが生まれます。

上記で紹介した「スタイル」「素材」「構成要素」などは、それぞれの目的やライフスタイルによって使用するものも異なってきます。あなたのご家庭ではどのような演出方法や使い方がピッタリくるのか、いろいろと考えながらお選びください。
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